『生野義挙と其同志/限定450部/僅か三日で決着がついた一つの事変にかんし七十年後これだけ詳細な記録が編まれた事実に驚かずにはいられない』はセカイモンで3a83b334から出品され、49の入札を集めて04月02日 5時 41分に、5100円で落札されました。即決価格は5100円でした。決済方法はに対応。岐阜県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
交通★日本史小百科★荒井 秀規★佐々木 虔一★桜井 邦夫★佐藤 美知男★株式会社 東京堂出版★絶版★
¥ 7810
検非違使の研究・庁例の研究/小川清太郎/瀧川政次郎の指導下になった論文だけに史料の豊富さ・綿密な考證は当時の水準を遥かに凌駕している
¥ 5100
L18☆ まとめ 3冊 合本 古代文化 復刻版 十二巻~十四巻 セット 示人社 考古学 改題 縄文土器 遺跡 発掘 学史 史料 時報 230125
¥ 5780
【古本】日本歴史地圖 三省堂編輯所 編纂 株式会社三省堂 発行 昭和2年3月 裏表紙書込みあり 少々イタミ・ヤケ・汚れあり
¥ 17820
筑紫史談 1〜90集 別冊1巻 全91冊 筑紫史談会 書籍 古本 古書 昭和 歴史書 福岡県 TS3Y
¥ 19950
『北野中学の憶い出』昭和60年・非売品 昭和20年繰上げ卒業(59回生)のため学徒動員、教練の想い出が多い、同窓の手塚治虫の思い出も多数
¥ 8500
D1/中世宮廷儀式書成立史の研究 勉誠出版 細谷勘資 初版
¥ 24863
無名戦士の忠誠 支那事変忠烈偉勲録第3輯◆佐々木一雄、世良田勝、皇軍、昭和14年/s879
¥ 10200
★大正十年大分縣主催 第十四回九州沖縄八縣聯合共進會事務報告/別館=台湾館.朝鮮館.満蒙館など★
¥ 11880
昭60 内閣法制局百年史 内閣法制局百年史編集委員会 大蔵省印刷局
¥ 5100
舞阪町史 通史編 全3冊+史料編 全10冊 計13冊揃/静岡県浜名郡/戦国の動乱 今川氏の西進・宿駅 東海道舞阪宿 YDB959
¥ 12000
65N053「交通 日露戦役記念号 臨時増刊」交通学館 明治39年
¥ 7650
ea6/南柯紀行・北国戦争概略衝鉾隊之記 大鳥圭介 今井信郎 新人物往来社
¥ 7310
中浜万次郎集成/鶴見俊輔監修/定価18000円/一級未公開資料を掲載・万次郎の見聞・紀行・論評などを膨大な写本・英文記録などから集大成
¥ 5610
『四国配電十年史』四国配電株式会社清算事務所 昭和28年・非売品 四国電力 南海地震
¥ 8500
復古夢物語 全8編 全17冊 松村春輔 文永堂
¥ 21660
壬申紀私注 上巻 浜田清次 桜楓社
¥ 6375
う03-038 岩波講座 日本歴史 8 中世 4岩波書店
¥ 6266
即決/袋井市史 不揃4冊(通史+史料編2~4巻) 静岡県
¥ 5100
高橋自恃『内地雑居論 朝日叢書』大阪朝日新聞社 明治26年初版 神戸雑居地 外人の土地所有 条約改正
¥ 8500
古代史定説に異議あり 改訂新版: 古代史定説全体の再構築に関する100の異議申し立て 青年書館 斎藤 忠
¥ 8075
T-ara's Free Time in Europe (フォトブック & ミュージック & メイキング)(3DVDs) (韓国盤) Loen Entertainment T-ara
¥ 8892
メイリ 直筆サイン入り写真集 艶美BODY CH37新作 オイル×ビキニ
¥ 9000
教学社 東北大学 1983 赤本 ( 理系 文系 掲載) (掲載科目: 英語 数学 理科 国語 )
¥ 7640
遊戯王★おまけ付き★PSA10 青眼の白龍 25thシク クォーターセンチュリーシークレット クオシク 東京ドーム 決闘者伝説 封筒付
¥ 30800
【完成品】1/20 装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイルズ スコープドッグ バーコフ分隊
¥ 15000
HOゲージD52とARII客車5輌
¥ 19950
オークファンの無料会員に登録すれば
一度検索した商品をお気に入り登録可能。
マイブックマーク機能で
いつでもすぐに登録した商品を
見返すことができます。
既に会員の方はこちらからログインをお願いいたします
「同じ商品を出品する」機能のご利用には
オークファン会員登録が必要です。
価格を表示するには、
オークファンプレミアム(月額8,800円/税込)の登録が必要です。
まずはお試し!!初月無料で過去の落札相場を確認!
オークションで稼ぐための人気機能!
「期間おまとめ検索」を使えば、複数月をまたいだ指定期間の相場検索が可能です。レアな商品の相場や過去の出品数をまとめて確認できます。
さらに、オークファンプレミアムに登録すると最大過去10年分の相場データが月1,200回まで閲覧可能です。
価格を表示するには、
オークファンプレミアム(月額2,200円/税込)の登録が必要です。
まずはお試し!!初月無料で過去の落札相場を確認!
野の変(いくののへん)
幕末、尊王攘夷派の挙兵事件。但馬地方の豪農、中島太郎兵衛や北垣晋太郎(国道、のち京都府知事)らは農兵組織を進めていたが、文久三(1863)年八月十八日の政変後、京都を逐われた平野国臣らが加わり、天誅組と呼応した討幕挙兵を画策。七卿落ちの公家沢宣嘉を擁立し、長州からの脱藩士河上弥市らも加わった。
天誅組は壊滅し、挙兵をめぐって対立があったが、十月十二日に生野代官所を占拠した。豪農に率いられて農民二千人が参集。しかし周辺諸藩の兵に包囲され、十月十三日には沢以下幹部の多くが脱走。残留した河上らも農兵から反撃されるなどして壊滅した。その後、農兵は豪農を打ちこわした。(岩波日本史辞典より)
『生野義挙と其同志』 略目次
第1章 序説
第2章 義挙の中心勢力
第3章 農兵組織の運動
第4章 八月十八日の政変
第5章 但馬の農兵召募
第6章 挙兵計書の準備
第7章 顔見世狂言の手筈
第8章 出石の二柱石
第9章 三田尻脱出の澤卿
第10章 総帥澤宣嘉卿
第11章 挙兵論と挙兵中止論
第12章 生野陣屋の占領
第13章 生野本営の破陣
第14章 妙見山下の碧血
第15章 千町峠の澤卿一列
第16章 前木一列の山崎落
第17章 美玉三平及太郎兵衛
第18章 旭建及多田彌太郎
第19章 平野國臣の一列
第20章 川又左一郎の一列
第21章 伊藤龍太郎の事変
第22章 姫路街道の犠牲
第23章 原六郎と太田二郎
第24章 甲子兵燹の餘焔
第25章 生野破陣の直後
第26章 豫州亡命の澤卿
第27章 長州潜居中の澤卿
第28章 但山播水有生色
▼引用書目
▼略年表
▼澤宣嘉卿略年譜
▼付録 ①夢のなごり ②香川津孝子伝 、③教民の詞 ④民の手ぶり
本書、初版刊行時のパンフより
▼今や澤宣一、望月茂両君によりて、本書が刊行せられすでに世間に極めて評判高くして、事実の真相が未詳であった生野銀山における一挙が、分明となったことは、我らにとりて会心事の一つである。
(中略)あるいは義挙有志の武勇伝もあれば、銘銘伝もあり、いわゆる事実は小説よりも奇なりとの場面も、本書を通読すれば一切ならず出会する。我らは実に著者の苦心を諒として、我ら維新回天史の研究者に、好資料を寄与したるを感謝する。(徳富蘇峰)
▼澤・望月両君の共著せる『生野義挙と其同志』は、すこぶる浩翰にしてその搭載するところの材料は、はなはだ多量豊富なり。而して群籍論考の工夫と、遺蹟探詠に尽くせる労力とは決して尋常人の及ぶところにあらず。書中に引証せられたる諸文書には往々珍篇奇什にして、容易に得難き貴重品文少からずとす。これ余の最も感服するところにして、かつその精力の強盛なるに驚愕する所以なり。
著者は、感心にも当時志士が苦忠の義跡を詳細に探検し、専心奮発、殊に健脚千里を極め、雄筆万紙を費やして、よく深遠の研究を完成し、ついにこの巨冊を刊行せられたり、結局、義挙の本精神を詳しく表顕している。いやしくもこの書を読める江湖の諸君子、必ずや余とその感を同じくするもの多からん。(長州 村田峰次郎)
▼非常時の掛け声に終始した昭和七年悼尾の好出版としての『生野義挙と其同志』は何分八百頁の大著で、大晦日の一日とうとう除夜の鐘を聞くまでつい一気に読過してしまったほどの感興が巻中に横溢している。 (中略)七十年前、桜痴居士の史筆を借りて言えば「生野の義挙は東大和の天誅組のそれとともに、たとえマッチの火にも過ぎなかったほどのものであったとはいえ、やがてその導火線の走るところ倒幕の大火団となって爆発した」のである。 本文二十八章百二十六余節、厖然たる叙事の絶頂は、いうまでもなく澤宣嘉卿を首領とした平野国臣以下の義徒が、文久三年十月、僅々三日間の「生野義挙と其同志」代官所における活劇そのものであるが、しかし、事ここに至るまでの経路および破陣後の推移は、この活劇を如何にも安々と会得せしめるために乱麻の如き朝幕諸藩の関係に運動の舞台となった但馬そのものにおける背景を精叙し、やがてまた、その一党、殊に宣嘉の動静を微細をうがって歴叙している。それには一時の流行である幕末、維新物の講談におけるあまりにも白々しい出鱈目は微塵にも見出されぬ。
著者の一人、澤宣一氏は宣嘉卿の孫として前後七ヵ年を述作に費やし、播但に三回、作州に一回義徒の跡を尋ね、伊予、長門にも渡って苟も史料と称するものはことごとく掌中にし、維新史料編纂局その他の官署に採訪し「燕居自蔵」の如き遺録を綱本とし、田中光顕伯の精神的指導をも受けられたという。全く、尋常一様の売文業者のよくするところではない。 それは巻末に附載された引用書目を通覧しても如何に博覧傍証の限りを尽されたかが知られる。かくのごとくして私は本書の行文叙事を云々する前にこの熱心なる多くの条件を具備して出現した大冊が、読者を魅了する理由を十分に認めることが出来ようと思う。(朝日新聞 牧野信之助)
史料で築いた紙碑
一坂 太郎
昭和七年出版の沢宣一・望月茂共著『生野義挙と其同志』は、八百頁近い大冊である。文久三年(1863)十月、表面上は僅か三日で決着がついた一つの事変にかんし、七十年後、これだけ詳細な記録が編まれた事実に、驚かずにはいられない。これを著者は「殉難志士の為に、豊墳高碑を建つるよりも、更に一層有意義な事である」と述べている。
まず圧倒させられるのは、七年の歳月を費やし、何度も現地に足を運び収集したという膨大な史資料の数々だ。それは挙兵に参加した者たちの公私にわたる文書であったり、幕府側の記録であったり、関係者の談話であったりする。昭和初期には、まだこれだけの質量とも豊かな幕末史料が残っていたのだ。周知のように生野の挙兵には、七卿のひとり沢宣嘉を擁した奇兵隊総督・河上弥一(南八郎)をはじめ白石廉作、伊藤百合五郎、長野熊之允、和田小伝二、小田村信之進、下瀬熊之進、井関英太郎らが隊を脱し参加した。
ところが幕命により近隣の出石藩や姫路藩が追討に動くや、挙兵側は農兵二千が離反して内部分裂。追い詰められた河上は「議論より実を行へなまけ武士、国の大事を余所に見る馬鹿 皇国草葬臣南八郎」と高札に記し、他の隊士と共に自決する。
地元民から人気のあった河上は、死後も「八郎サン」として大切に祭られ、その墓所には参拝者が絶えなかったという逸話も興味をひく。しかも本書はこうした後日談ひとつでも、河上が自決した山口村の役人口上書や、風説集といった当時の史料を引用し、三頁にわたって実証的に、丁寧に解説する。
生き残り、高杉晋作の紹介で長州集義隊に身を寄せた但馬の農民太田二郎(西村哲二郎)の最後も、印象に残る。太田は河田左久馬に頼み、切腹の作法を習っていた。ところが慶応二年(1866)七月、同志のひとりが隊規を破った責をとり、本当に二十三歳で切腹してしまった。本書では淡々と事件の経緯を史料を並べ追い、ついには郷里に残っていた「彼の最後の手紙」まで見い出し、全文を掲げる。そうして「二郎の志、憐れむべしと難も、長人間に但馬農民の義烈を発揚したる一点に於て、彼の死も亦徒労ではなかつた」と、哀悼の辞をもって、しめくくる。まさに「紙碑」と呼ぶに相応しい史書だ。
また本書後半を占める、四国を経て長州に潜伏し、維新を迎える沢の逃避行も、他の文献では余り知ることのできない史実である。
このように本書は長州幕末史を補う、奇兵隊「外伝」としての内容も備える。今回、山口県のマツノ書店から七十年ぶりに復刻される意義も、まずこのあたりにありそうだ。
『生野義挙と其同志』について
このたびは予想以上といおうか予想通りといおうか、多くのご予約 を賜り、まことに有難うございました。おかげさまで 「三百部限定 「四百五十部限定」にさせて頂きました。 これが右上がりのときで したら、喜んで「お返しの値引き」などさせて頂きたいところですが、 出版絶不況の現在、小社でも「ほっと一息」 つくのがやっとで、その ゆとりは全くありません。 どうかお許し願います。
お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱小傷、小汚れ程度で特に目立った傷や汚れはありません。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。501403新
できる限りスムーズな取引を心がけておりますので、落札後2日以内にご連絡頂きますようお願い致します。
評価が悪い方からの入札は固くお断りします。評価の悪い方が入札された場合には予告なく削除する場合があります。
細部に至るまではチェックしておりませんので、書き込みや蔵書印等ある場合があります。ご理解の上、ご入札ください。
かんたん決済でお支払いいただいた場合には審査完了後の発送となります。
商品は入金確認後、通常1-2営業日中に発送させていただきますが、土日を挟む場合には、週明けの発送となる場合があります。
高額本や大きい本・厚いは本等はゆうパックにて発送いたします。
レターパックにつきましては日時指定はできません。
商品が届きましたら、お手数ですが受取連絡を行ってくださいますようお願いいたします。なお発送後数日経ちますとヤフーから自動で受け取り催促メールが届きますが、受取連絡はもちろん商品を受け取っていただいてからで結構です。
この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。